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マンションの眺望撮影。
ドローンの利活用で撮影がよりスムーズに。

© 株式会社CLUE
掲載日:2017/07/05

出品者

テクノロジースタートアップとして、ドローン関連クラウドサービスやハードウェアの開発を行う株式会社CLUE(以下CLUE)。
今回ご紹介するのは、CLUEのドローンオペレーターである小林さんに行なっていただいたマンションの眺望撮影です。依頼者は、某広告代理店様。撮影した写真はマンションの広告用の素材として利用されます。依頼者が求めるものを撮るために何をするべきなのか、またドローンならではの気を付けるポイントについてお話を伺ってきました。

 

記事のポイント

眺望撮影案件に必要な各階における8方位の静止画

依頼者の要望に応えるための事前のコミュニケーションを円滑にするメッセージ機能

 

 

 

 

―まずは小林さんの普段のお仕事についてお聞かせください。

 

会社自体はドローン関連クラウドサービスやハードウェアの開発を行なうのがメインですが、私の業務としては多岐にわたります。具体的には、ドローンのレンタル事業の対応、海外のドローンスタートアップの調査報告書の作成、点検・測量のサービスなどです。

測量の場合はソフトに流し込んでデータにするところまで行い、点検は取得したデータからクライアントが求める形に加工し、調査報告書まで作成します。

 

―なぜ現在のお仕事をしようと思ったのでしょうか。

 

ドローンにとどまらず、ブロックチェーン、ディープラーニングなど最新の技術に触れて、今後新しく何かできる可能性を探るのが好きで、今の会社で仕事しています。

 

 

事前の準備や環境の確認を怠らずに行うことの大切さ

 

―今回の案件で事前に気を付けた点について教えてください。

 

撮影前の準備としてはやはり撮影エリアの確認が何よりも大切です。具体的には人口集中地区であるか否か、皇居やヘリポートなど近くにないか、また周辺住民への周知、管轄の警察署への連絡などです。当日飛行できないという状況を作らないためにはこうした確認は必ず必要ですね。

 

また必ず安全運行管理者、カメラ撮影者、操縦者の3名体制で行う必要があるので、日程の確保も必要となります。

 

―やはりクライアントの要望に応えるためには、事前に確認することや事故を未然に防ぐための準備は必須ですね。

撮影中に気を付けた点についてはいかがでしょうか?

 

天候の確認と風速の確認は常に必要です。風に機体が流されて撮影ポイントからずれてしまっては困りますので。撮影場所の30m以内にはビルがあり、ビル風の影響を大きく受ける可能性があったので、常に雲の流れや周りの木の揺れを見て、現場上空の風速を確認しながら行いました。

 

また撮影したデータの確認を撮影最中にすることでよりクライアントのご意向にあったものを撮影できるので、こういった確認も大事なポイントになってきます。

 

 


※使用した風速計

 

 

普段の空撮と違った点、難しかった点があれば教えてください。

 

大きく分けると3つあります。

一つはやはり風の影響です。準備はしていたもののやはり苦しめられました。

もう一つはロケーション的に周りに建物が多く、GPSの誤差が出やすい現場だったことです。常に飛行しているポイントがずれないように、普段よりも確認する必要がありました。

そして最後はバッテリーの消耗が激しかったことです。各階、各ポイントからの8方位の静止画の撮影でしたので撮影枚数が多く、約2,000枚近くありました。したがって普段よりバッテリーの消耗が多く、持って行った予備のバッテリーをすべて使い果たしてしまいました。当たり前のことですが、予備バッテリーはできるだけ多く持っていくことが大事ですね。

 

 


※今回使用した機体 Phantom 4

 

 

―今回はどのような撮影を行なったのでしょうか?お答えできる範囲で教えてください。

 

今回の案件で撮影したのは各階における8方位の静止画でした。重要なポイントは、当たり前ですが眺望の撮影ですので、よりきれいなものを撮影するためにできるだけ空気が澄んだ日を選ぶことです。

案件によってはパノラマ写真の作成やレタッチなどが必要になりますので、事前にクライアントに確認する必要があります。

 

 

安全確保で気を付けるべきポイントが把握しやすい

 

drone marketを利用してみていかがでしたか?

 

先に述べた通り、ドローンでの撮影は事前の準備が本当に大事です。drone marketは一見必要事項を記入する欄が多いですが、しっかり事前に確認するという点では大変助かりましたし、気を付けるべきポイントが把握しやすかったです。

 

また事前にクライアントとコミュニケーションをとることは依頼者のご要望にお応えするために必ず必要となりますが、その事前のコミュニケーションを円滑にするツールであるメッセージ機能もついており、便利でした。

 

 

空撮以外にもドローンの利活用を

 

―最後に今後どのような仕事をやってみたいか、教えていただけますでしょうか?

 

今後はドローンの産業での利活用がどんどん進んでくると思います。空撮の案件のみならず、点検分野や測量分野でも活躍が期待されており、実際に活用され始めています。

こうした分野における、時間とコストに関する課題を解決するためのソリューションとして、ドローンが活用されていくことはとてもワクワクします。今後こうした案件にも積極的に対応していければと思います。

 

―インタビューにお答えいただきありがとうございました!

眺望撮影の案件で気を付けるべきポイントなど、とてもわかりやすく、参考になるご意見をいただきありがとうございました!

 

株式会社CLUE様のサービス出品:https://www.dronemarket.jp/services/k8blNeKX

 

 

終わりに

 

眺望の撮影案件で気を付けるべきポイントなど、大変参考になったと思います。安全管理や事前準備など、ドローンならではの気を付けるべきポイントをしっかり理解し、それらを実行した上で、仕事を行なっていく必要がありますね。

今後ドローンの活躍の幅が広がっていく中で、いかにクライアントの抱える課題や要望に応えていくかという視点は、とても重要なポイントになると思います。